もうひとつ片付けたかった仕事と帰国ルートを絡めてコタキナバルへ向かいましたが、せっかくの滞在を市内ホテルだけで済ませるのも味気ないと思って選んだひとつがマヌカン島のステラサンクチュアリーロッジ(Sutera Sanctuary Lodges At Manukan Island)ですが、おっさんが1人で利用するような場所ではなく、ラブリーでホットな方が利用するロケーションです。
というのもコタキナバルで仕事を片付けた会社の方に紹介してもらったのですが、飲み屋で話をすると現地女性スタッフから百発百中「あんた1人で?私も連れてって!」と言われました。
別にやましい場所ではなく、モルディブのように1島1ホテルのような場所なので少々ロマンチックなイメージの場所らしいです。(全然知らんけど)
行き方
まずはコタキナバルのジェッセルトンポイント(Jesselton Point)へ向かい、そこで離島行きのチケットが売られているのでマヌカン島行きチケットを買ってボートに乗るだけ。ザックリ換算で運賃は片道500円ぐらいです。(2014年時点)
ここで船に乗れば15分でマヌカン島到着。
日帰りアイランドホッピング「サピ島とマヌカン島」って?
普通は泊まりじゃなくて日帰りで行く人が圧倒的に多い場所です。
実はここに2泊3日いました。おっさんが一人で。
もちろんこの島で片付けたかった仕事があったのが理由ですが、朝から晩まで海辺を眺めていると「なるほど日帰りで遊ぶ場所なんだ」というぐらい次から次へとボートでお客さんが来ては帰りの繰り返し。
人気の島みたいです。(全然知らんけど)
シュノーケリングの道具やライフジャケットなど全て島内レンタル可能です。
手ぶらで出かけてもなんとかなります。この辺の海辺には珍しく遠浅のビーチがあり、魚種は少ないですがたくさん泳いでいるのでついつい長い時間泳いで日焼けするパターンです。
透明度はそんなに高くないと思いますが魚と触れ合うには十分です。
桟橋の下にも沢山泳いでます。
防水ではないカメラを2Lペットボトル越しに海中へ突っ込んで撮ってみましたが、南国特有の色鮮やかな魚が目立ちます。
ちなみにこのビーチにも数は少ないですがクラゲがいました。どこの海でも毒クラゲに刺されるとショック状態になるので遊泳可能な場所でもクラゲには注意しておたのしみください。
客室は面白設計のメゾネットタイプ
全て一棟タイプのお部屋で2階建ては1階がリビングやシャワールーム、2階がベッドルームです。2014年時点ではバスタブ付きの部屋は無いと聞きました。
西側は静かですがロビーから遠いのが難点ですね。眺望は良いですよ。リノベーションも終わり、室内も外壁同様白を基調とした明るい色で統一された客室です。
私が泊まったのは東側。写真の建物の左から2つ目の屋根の部屋。
1人で丸々1棟ですから広すぎますし、コタキナバルで女性の方々に「私も連れてって!」と言われたのも分かる気がします。少し古さを感じましたが私は東側が便利で気に入りました。
西側はちょっと寂しい空気。
2階はベッドとテラス。
2階のテラスでコーヒーを飲みながら目の前に広がるビーチで芋洗状態の日帰り客を眺めていました。もちろんすぐ側にレストランもあります。料理のお値段は少々高めですが美味しいです。
島のビューポイント探索
「北側編」
どこの国へ行っても1人旅の時はかなり長距離を自分の足で歩いて見て回るのが好きなのでここでも歩いてみました。
島の北側は東西南北マークの南の位置「H」付近まで海岸線を歩けます。木陰やBBQできる場所は東の端までありますが、基本的に島の北側は整備されていません。道無き道を歩くだけです。
干満のタイミングも悪く綺麗な写真が残っていないという言い訳とともにメモしますが、北側は宮崎県の鬼の洗濯岩みたいな場所です。
もう少し潮が引けば雰囲気が察していただけるのですが、この時は満ちてくるタイミングですし高い場所から撮れないのでこの程度の雰囲気でご勘弁を。
ただね、北向きに沿って筋のような石の潮溜まりに普段は目にしない生態がゴロゴロ観察できて面白かったです。
潮溜まりですから全て手で掴める場所にいます。
唐揚げにしたら美味しそうなオコゼ
島の北側の方がよっぽど透明度が高い気がしました。
こんな生き物が見れるので調子に乗ってグイグイ歩きましたがゴミの山が視界に入ったので進軍中止。リゾート地で夢のないメモを残しますが東西南北マークの左下位置に「K J K」の文字がありますが、左側のKの北側真下がゴミ捨て場になっています。
上からゴミを放り投げ、下で回収船が拾い上げるシステム。
ゴミの山まで歩いてみようと思ったのですが、大トカゲを見たので止めました。
ほんの一瞬の出来事でカメラにも収められないスピードでした。戦わずして喰われることが確定したので勇気ある撤退!
そんなこんなで潮溜まり生物観察に少し面白い場所ですが小さな子どもが遊べるような場所ではありません。あくまでも大人の散歩。
「南側編」
ずーっと遠浅の砂浜が続いているので取り立ててメモするほどのことは何もないですが、日帰り客が去った17時以降のビーチはとても静かでロマンチックです。
1人旅のおっさんが言ってもリアリティが無いと思いますが、なんとなく雰囲気が伝わりませんか?
先の地図で言えば「K」ぐらいまでは泳いだり歩いたりしながら散策できます。
これもあくまでも大人の散歩。
ちなみに桟橋近くで見られる夕日はこんな感じです。
ちょっと…何かが足りないw
「西側編」
地図の「W」が遊歩道です。遊歩道と言っても日帰り客がここを歩いて楽しむことは殆どないらしく、滞在客が稀に歩くぐらいのことで、普段はホテルスタッフの筋トレランニングルートになっているらしいです。
私が行った時は…
最初から最後まで概ねこんな感じです。
でも途中こんな場所もあります。
片道約1.5キロをテクテクと歩くとビューポイント到着。
日没時間が来れば完璧な夕日を見れます。
看板後ろの崖沿いに海岸線まで降りられます。さすがに美しい。
ということでステラサンクチュアリーロッジは「泊まってもなかなか良いと思うよ」メモでした。
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