ボルネオはオランウータンで有名な場所ですが行けば必ず見られるわけではないですし、行ったからには本物を眺めたい衝動もあって向かった先がオランウータン保護施設。
人間が自然に対して悪さばかりするので住む場所を追われた森の人が保護されています。ちなみにテングザルはどこでも出没してくれる方です。
この場所へはサンダカン空港が一番近く、年配の方は「サンダカン八番娼館 望郷」で知られた場所です。空港からは車で約30分。空港の外にタクシーは何台も待機しています。園内では1日に2回餌やりを見ることができます。
餌やり時間には高確率で森の人が現れますが少し時間がズレると見られないというのはネットの声。
今回は午前の部で見れました。実は午後も少し時間が空いたので16:00頃行ったらすでに解散済で見られませんでした。ネットの声も正しい。ちょっと残念。
フィーディングの場所と見学ポイントの距離は約30-50mぐらいです。少し望遠が効くカメラだとバッチ撮れますょ。
餌の中には蒸かし芋(のようなものも)や植物の茎(のようなものも)が見えました。どれも美味そうに食べる方々。さすが森の人。
両手両足を自在に動かして子供と遊ぶ母親。器用です。
手前に鎮座するはブタオザルだったと思います。奥では赤子がぐずる中でママはバナナを頬張っております。こうやって他のサルも餌にありつこうと登場しますがスタッフが餌の側に座って見守っているせいか大げんかすることはありませんでした。
オランウータンの性格って超が付くほど穏やかで大らか。見ていて和みますし飽きませんでした。
見世物ではなく、切り傷があるオランウータンの手当に医務室へ向かっていたようです。
可愛いですね。こんな感じで生態観察できます。
ボルネオのジャングルを歩きまくって、クルージングしまくっても会えないこともありますし間近でその様子を見られると言うのは良いですね。タイミングが合えば子供や赤ちゃんにも会えます。
こういう場所で悠々とした姿を眺めていますと人間が極めてエゴな動物だと理解できます。
コメント