小噺 : サファリのチップに一言物申す!

サファリって純粋に楽しみですよね。

あまりにも非日常すぎてワクワクしちゃうんですかね。それだけ日本では固有の動物を見られる場所が少なすぎるせいかもしれませんが、年齢に関係なく楽しみなイベントだと思います。

これもネットで情報を探すわけですが、出発前にもメモしましたけどまずは見積り比較できるようなサイトでアタリを付ける作業が大事ですね。ココのサイトにはセレンゲティを手配してくれるツアーオペーレーターが(2018年4月現在)234社と書かれていました。

Discover Adventure – mojhi.com
Serengeti Tour Operators & Travel Agents (A-Z List)

どうしても「日本語で調べる癖」が抜けないと辿り着く情報が極めて偏ると思います。今回タンザニアでの手配は(何の自慢にもなりませんが)他人任せで私は何一つ協力していない中で、登山同様サファリも個人アンテナで調べて感じたことをメモしたいと思います。

ちなみに今回のサファリには満足しています。何せ動物がバンバン見られたから。お値段も「まぁ、こんな程度でしょ」です。

旅行会社の店舗手配はマイナーな時代ですし、そうは言っても日本から遠く現地事情がわからない内容を事前予約する場合には少し役立つかと思います。

タンザニアでワイルドライフは外せない!

結局どこの旅行会社で楽しんだのか

それは「3wondersexpedition」です。

この会社の記事も多数目にします。価格の下限情報も概ね「450US$」といった感じでしょうかね。そんな動画もyoutubeに載っています。この情報に辿り着く理由はひとえに「日本語情報が多い」せいでしょうね。

この会社を選んでしまう理由を考えたのですが、問い合わせると返信処理がパターン化されているとはいえサンプル日程表付き情報が送られてきます。これを眺めると頼りになりそうに感じます。それは日本での旅行問合せ&申し込みと一緒の流れなので「あ、みんなが書いてる通り大丈夫そう」と思っちゃいます。

それはそれで問題ないことですが、英語で調べ倒すとサファリを提供する旅行会社はタンザニアのアルーシャやモシだけでも50社以上をサクっと見つけられます。これは受付をしているだけで実際に車を走らせてサービス提供している会社数ではありません。

サファリ中、車に貼られたステッカーやタイヤカバーで社数を数えましたが16社目にしました。動物を見ないでこんなとこばっかり見てしまうのが元業界人の悪い癖です。もちろん国立公園内の高級宿泊施設所有と思われるピカピカの4WDも混ざっております。広大な敷地でこれだけ見たということは運行会社は山ほど存在していると思います。

私たちが乗った車はランドクルーザーのロングボディで、この車種もたくさん見ますが旅行会社から届いたメールには「Transport based on an excellent 4 x 4 safari vehicle」と書かれていました。しかしその車はかなり酷使されているせいか場所によっては他の車に引っ張ってもらったり押してもらわないとエンジンがかからない「excellent」な車でした。

そんな車に乗っていると「ん?別の会社の車が良くね?」とか思いますよね。

毎日の荷物準備も大変

でもね、ドライバーの知識は豊富ですし、コックの腕も確かですし、サファリルートも動物をめがけて走ってくれますし全体としては極小さなことです。

ただね、問題はサファリに限ったことではありませんがチップの捉え方です。これには少々カチンときました。私たちが申し込んだ会社に関わらず発生するお馴染みの問題ではありますが、人によっては知らないと後味が悪いと思いますのでメモしたいと思います。

そういえば車内にはプラグソケットもあるよ。

やはり手配ミスは経験した

当初私たちは「3泊4日」のサファリを検討していましたが複数の相見積りを経て最終的に「2泊3日」にしました。しかし現地に到着すると手配書は「3泊4日」でした。

わたくし、下山後翌日も頭がボケた状態でしたがバディが冷静に契約書面を眺めて「ん?これって3泊4日になってるよね」と気づきました。そのことを名物スタッフに問いただすと慌て始めます。当たり前ですよね。

そこからゴソゴソと電話確認が始まり結果としては「2泊3日」のツアーに乗り込むことになります。

つまり、出発前に現地旅行会社とやりとりするメール文面は定型文(というか決まり文句的)対応が多く「中身を再確認していない」という、旅行会社としてイロハのイが欠落した緩い手配というのが現地の日常。それでもツアーが運行できるノリだと思います。だってね、かれこれ10回以上は「2泊3日」と書いた事前メールのやりとりをしてこの有様でしたから。

これね、誤解なきように書きますが現地旅行会社に悪気、悪意ゼロです。対応してくれる人だってミスに気づけば即対応してくれますし、謝りますし、場の雰囲気を壊さないように頑張ってくれ(ているような振る舞いを見せてくれ)ます。こういうことが日常茶飯事ということだと思います。全くシステム化されておりません。

バッテリー交換してんのかな…

混載相乗りツアーほどチップ対応が不透明になるイロハ

ということで「2泊3日」のサファリを楽しむことができましたが、ンゴロンゴロのメモで「混載乗合ツアーだと時間配分が…」ということを書きました。セレンゲティ国立公園のメモで「私の席はお誕生日席だった」ことも書きました。こういうことが重なって分かったことです。

混載ツアーメイトのサファリ後のスケジュールは…

  • スロベニアチーム : アルーシャで宿泊
  • フランスチーム : アルーシャ空港からダルエスサラームへ移動
  • 韓国チーム : アルーシャで宿泊
  • 日本チーム : アルーシャで宿泊

全てはフランスチームの予定に合わせるしかありませんが旅行会社から送られてくる日程表にそんなことは書かれていません。混載ツアーですから。つまり目一杯楽しむには時間確認が必要ですが、そこまでのことを混載ツアーに求めても無理と判断すればチャーターした方が気兼ねなく楽しめます。

問題はこのフランスチームのフライト出発時間が16時だったんですね。

細かいことを書きますがアルーシャ空港で16時のフライトとなるとンゴロンゴロをどんなに遅くても10時に出発する必要があります。結構時間がかかる距離なんです。「2泊3日」といっても3日目は帰るだけみたいなことになるでしょ?それでもサファリを楽しむには朝5時頃には起きて早朝ドライブを楽しむことになるわけです。ちなみにこの時ンゴロンゴロを出発したのは10:30で空港に到着したのが15:40。フライト20分前に空港に滑り込むという神技でした。(詳しくはンゴロメモでご確認ください。)

ンゴロンゴロ保全地域のスケールに圧倒された

ちなみにンゴロンゴロとアルーシャの距離は約140kmです。先進国感覚で計算すると3時間半で着く距離です。私たちの場合途中で一度休憩したのですがその時間を差し引いても約4時間半以上必要だった理由は悪路&スピード厳守です。タンザニアドライバーは総じて交通ルールを守る人が多いと思います。

もとい、混載ツアーというのはいろんな国の方の予定に合わせる必要があります。もしフランスチームがアルーシャ宿泊だったらサファリを13時頃まで楽しめたはずですが、そういうことを理解して申し込まないとガッカリしますよね。もちろん私たちは事前に織り込み済みでした。本当に。

ただね、こういうことに融通を利かしながらドライブをするドライバーにも頭が下がります。何らかのトラブル発生を予想しながら運転するドライバーのストレスは半端ないですよね。限られた時間で動物を見せて満足させて終えないとブーイングの嵐になっちやいます。

この時はね、ドライバー席横の窓ガラスが飛んできた石で全壊。車とすれ違う度に巻き起こる砂埃と格闘しながら運転されていました。パンクこそしませんでしたが、そんな状況でも平然と淡々と任務遂行ですから大変なお仕事です。

でもね、ツアー終盤のドライバーのチップトークにカチンときました。ちなみにチップは「Excludes : Tips to the driver and cook 」という認識です。



問題は後出しジャンケンだけど…

全ての予定を終える時にね、ドライバーがこう言いました。

「これからアルーシャへ戻りますが、このサファリにチップは含まれておりません。ドライバーへは1人1日10US$、コックへは1人1日5US$お願いします」。

でね、チップが含まれていないことは認識していますし、その認識額より高い値段のトークであることも理解できます。まぁ、それはそれで「えらい金額を言うもんだなぁ」なんて思いながら聞いただけです。問題は言い方で、チップの概念が違うということです。

  • ドライバーの言う「Tip」は私たちには「extra cost」に聞こえる
  • 私たちの思う「Tip」は「gratuity」という認識

この額を全員から徴収できたとするとドライバーやコックはウハウハです。更に心象を悪くしてしまう要素は「混載相乗りツアー」ということ。各国の参加者が持ち得る情報がバラバラの状況でTipというかなりタッチな内容の会話が必要ということです。

概ね世界の常識は「値段の5-15%」の範囲内を正にチップとして渡す行為で、日本人は高級旅館なとで「寸志」とか「心付」という意味も理解できます。それに対して「Tip=cost」的にトークする姿にカチンときたわけです。この時の各チームのコソコソ話しはと言いますと…

  • スロベニアチーム : 夫婦で英語で高くね?トーク
  • フランスチーム : 暫しシ〜ン
  • 韓国チーム : は?有り得なくね?独り言ボヤキ
  • 日本チーム : ・・・。

なんでフランスチームがシーンとするかは想像通りなんですね。自分たちのせいでサファリを早めに切り上げて空港に送ってもらわないと困っちゃいます。

ということで、チップの金額よりも「チップ=給与」的流れが如実に現れるトークをストレートにしてくるドライバーにはカチンと来ました。

本来のチップは価格ではなく気持ちだけど…

ついでに書いちゃう各国ツアー費事情

わたくしお誕生日席だったので様子が丸見えでした。最終行程の座席は最前列がスロベニアチーム、真ん中がフランスチーム、最後部が私たちと韓国人女性のアジアチームという席割りです。

ちょっと雰囲気を書きますと…

スロベニアチーム : ちょっとチップ高いよね。ところで旅行代金いくらだった?

フランスチーム : ◯◯US$。

スロベニアチーム : あ、うちらより安い。

フランスチーム : でもダルエスサラーム手配も依頼しての値引きだから。

スロベニアチーム : (ちょっと残念な空気)

フランスチーム : FBメッセンジャーで申込み経緯をフランスチームへ見せて説明。

スロベニアチーム : へー、そうなんだ。(としか答えようがないかな…)

この様子を真ん中の席で眺めておりました。ちなみに私の横のバディも韓国人女性も爆睡中。しかしこれには続きがあります。少し空気が収まった辺りでフランスチームがスマホで文字を打ちながら無言夫婦会話。要はスロベニアチームに見せていたメッセンジャー表示価格は途中経過で「最終価格は見せていない」ということを確認し合っておりました。

お誕生日席、なんでも丸見え。

このヨーロッパ2チーム内の差額は50US$程度なんですが、ヨーロッパチームとアジアチームには150US$以上の差があります。この時の旅費だけで見ると最安値で楽しめたのは韓国チームだったようです。でね、なんでこうなるかと言うと母国旅行代理店を通して予約する手数料のせいですね。それは仕方ないことです。そのぶん予約で楽してますから。

チップ問題は解決しにくいと思う

これを未然に防ぐ常套手段は日本からやりとりしている事前段階で「チップ込みの料金提示」とか「しっかりと事前書面で残す」ということなんですが、そもそもチップですからそんなやりとりをしていること自体が不自然なんですね。サービス後の謝礼をサービス前に決めると言うことはチップではなくツアー費です。

つまり、現地旅行会社、ドライバー、コックを取り巻く雇用形態、受注システム、給与形態がおかしいということです。

もし旅行内容が事前に打合せしていた通りにチップ込みの料金で収まり、現場で何のトークもなく終われば楽しい思い出だけで去ることができまが、現場でチップに対するやりとりが発生し「チップ込みの料金だから払わない」なんてトークをして丸く収めても、それはチップを払わないで済んだだけのことで心証が悪いことに変わりありません。「チップのことで揉める時間がもったいない」以前の問題と思うタイプです。

さすがにこの時だけは「ブロックチェーンで処理できんかなぁ」なんて思いました。

だってね、契約から決済まで全てデジタル処理でき、もはやガイドの人気度も可視化できますよ。スマートコントラクトですから私たちのような手配ミスも起こりません。例えばライオンの捕食シーンを見つけることが上手いガイドへは「ライオントークン」とか、コックの料理が美味いと「スパゲティトークン」などを作っていれば、ガンガン可視化されちゃいます。予約するときにガイド指名も楽チンです。まあ、遠い将来そうなるとは思いますが…。

ちょっと話が逸れましたが現状解決する手はありません。

ということで、事前にしっかり確認することや、確認しても混載ツアーだと対応しづらい雰囲気になることを踏まえて申し込む必要があります。

もし私が再びタンザニアでサファリ体験する機会があったら同じ旅行会社は使わないでしょうね。たぶん最新記事や動画を見て評判の良さそうな、車のキレイそうな会社でチャーターで楽しみ、チップも自分の感じたままに気兼ねなく処理して終わりかな。それでも今回のサファリの中身には満足しておりますよ。本当に。

サファリ自体はパターン化された内容ですからどこへ申し込んでも似たり寄ったりなんですがこの問題は英語でも書かれていますから、他国の旅行者も「それだとチップじゃねーだろーよ」ということを感じてるみたいですし、国や業界として襟を正さないと解決しないことですが…。

ということでサファリのチップに一言物申すメモでした。



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