予防接種 : 黄熱病(YELLOW FEVER)

アフリカ

肝心のチケット手配をせねばと思いながら進んでおりませんが、それよりもなによりも行く先々が複数国になった場合や、(たぶん無いとは思うけど)将来そっち系の国に入国することもあるかもしれないと思い黄熱病の予防注射を受けておくことにしました。

これは都会に住んでいれば近所に行くだけですが地方だと接種してもらえる場所が限られているので案外面倒ですね。バスと電車を乗り継いで、遥々片道4時間も使って突撃してきました。

その詳細は厚生省HPで確認するとして、気になったことを2-3メモです。

今の所タンザニアから別の場所にウロウロする予定は無い方向で計画中ですが、それは最後の最後まで検討中ということで、タンザニアにいきなり乗り込んで帰る(複数国経由便でも単純往復)だけなら予防接種は不要です。検疫のオフィサーも「不要」と断言してくれました。当然現時点でのお話し。或る日突然環境の変化で「必要」ということも有り得るような地域ではあります。

で、この注射は健康状態が良ければ不安になることは無い生ワクチン接種ですがアレルギーや体温が高い場合は注射してもらえないこともあるそうです。卵とか鶏肉とかを摂取すると蕁麻疹(じんましん)で悩むという方はしっかりと相談した方がよいと思いますが、私の場合は大人になってからは大病も無くすんなりと注射してもらえました。

で、たまたま当日接種に集まった面々のお一人に体温が37.5度という方がいらっしゃいました。もちろん体温計はその場で貸してもらえます。37.5度だと接種NGなんだそうです。ちなみに私はというと36.2度。人によって体温なんて様々ですが、私が37.5度だとフラフラに感じて歩けないタイプなんですが、世の中には私と比べれば普段から体温が高い方もいらっしゃるようで、37.5度だと接種してもらえないので何度も体温計で計り直し「先生!37.4度って出ました!」ということで接種を受けられて全員で拍手という一コマも。

腕の外側に注射

接種が終わると万一のアナキラフィシーショックに備えて30分ほど待機し、特に異常が見られなければイエローカードを貰って帰るというだけです。

ちなみにアナキラフィシーショックが出る恐れがあれば、接種前に十分な会話をして接種しないこともあるそうです。そのショック状態になることは極めて低い確率なので健康体であれば過度に心配する必要もなく、年齢にかかわらず健康な体に産んで育ててくれた両親に感謝する次第です。

イエローカード ありがたや。

私の場合は昨日接種し、本日2日目が経過中。

効果を発揮するのは接種から10日後の1/19から生涯有効というイエローカードになります。黄熱病のイエローカード保持が必要な国を見ると昔は要らなかったけど今は要るという国もあったりして環境が一定では無いことを思い知らされます。

ということで接種後、人によっては微熱、ちょっと高熱、節々が痛い、倦怠感という現象が起こるそうですが、今の所普段通りの状態。収入印紙11,180円(国際証明書発行手数料880円を含む)というお高い注射ですが、この際人生の思い出に射ってもらい、明日・明後日には航空券などの手配に進みたいと思っています。

少しずつ確実に前へ。

余談ですが、こういう病気は蚊を媒介して感染するわけですが、蚊の耐性も年々強くなっているので日本での一番的な虫除けスプレーでは効き目が低いそうで「イカリジン」という成分が入ったものを携行することを勧められました。完全にそっち方面の入国が決まっている場合は効き目の高いものを準備した方がよさそうです。

 

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