旅にトラブルはつきもので最悪なのは身体に起こるトラブルです。それも気をつけていれば無傷で帰ってこれることが殆どですが稀にアクシデントに遭遇します。
過去に何度も出かけており、その都度海外旅行傷害保険の確認はしますが最近は海外旅行自体がご無沙汰だったので改めて「アフリカだし病気や怪我の確率は高いなぁ」と思って調べていました。で、普通はクレジットカード付帯サービスでカバーできたりしますが、最近のクレカは「旅の最初をクレカで支払っていると適用」みたいなこともあり、そんなことが頭から失念すると無保険でウロウロすることにもなりますし、自動車を自賠責だけで走ってるようなことも大人としてマズイなんて感じて勉強しました。
最近訪日客が無保険でトラブルに遭遇して医療費等の未払いで困っている話も聞きますが、海外の医療費というのはびっくりプライスなので念のため加入します。
個人的に身体的アクシデントの経験はゼロですが、同行者がアクシデント遭遇というのは多々ありまして、1泊2日とか2泊3日レベルの様子見入院でも数百万単位でお金が飛んでいきますし、国によっては救急車だって有料ですから「転ばぬ先の杖」みたいなもんですね。
ただ、インターネットのお陰でこんなにもネット申し込みできる保険が増えていることを知って驚きました。しかも簡単。
その中身を事細かく書く気はないのですが、海外旅行傷害保険は掛け捨てなので高額を選ぶには少し躊躇しますが、その昔先輩に「とにかく最低額(のバラ掛け)でいいから保険だけは加入しとけ」という言葉が耳にこびりついているので最低額を見てもそこそこのお値段です。ただアフリカはその他のパターン化されている国に比べると金額としては割安の部類に入るような気がしますし、超高度な医療を求めるのも難しい場所が多々ですから、正に保険です。
ただ、選ぶ根拠はどの会社も似たり寄ったりなので、とりあえず検索したら比較検索サイトが出てきたので覗いてみると、保険会社それぞれの売り文句が書いてありますが、その程度では参考にならないので上位5社ぐらいのサイトを斜め読みして選んだのがau損保です。携帯電話のauですね。
長期旅行者用プランは無く旅行日数が1ヶ月(31日間)までのようですが、この期間で収まればお値段もお得な部類に入るのではないかと思います。
選んだ決め手は「テロ行為補償特約」です。
特約というのは「主契約に付加して購入できる保障」ですが、これがau損保は自動付帯なんですね。こういうご時世なので貰い事故というのは有り得ますし、死亡保険金なんて死んでしまえば額なんて気になりませんが、死に損ねて生きる場合に救援費用などを考えると「なんで旅行したんだ」ということになります。
やはり一番気になるのは以下2つ。
- 病気や怪我
- 親類の救援費用
今まではこの2つだけでしたがどちらの確率も押し上げる要因になりうるのがテロということで、その確率も極めて低いとは言っても正に万が一ということでシルバープランに加入しました。
ちなみに「テロ行為」というのは「政治的、社会的もしくは宗教・思想的な主義・主張を有する団体またはこれと連帯するものがその主義・主張に関して行う暴力的行為」を指しており、これに特約が付くと「戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動。ただし、これらに該当するかどうかにかかわらず、テロ行為については保険金をお支払いします」ということなんだそうです。
約款は勉強になりますね。ちゃんと読まないとダメですね。旅行中は人生の中で最も安全保障が高い状態かもしれません。
で、不思議なことにこういう手続きをすると「人間は気で動いてるなぁ」と感じます。
薬も保険も「備えよ常に」で準備しても、実際は使わずに戻って来くることが殆どですが、旅に出る前に「まぁ薬も保険も準備した」という気持ちになった途端、不安要素が軽くなったような気分になりますね。不思議です。だから保険会社が儲かるわけですが、トラブルに遭ってからでは遅い話ですから、「とにかく最低額でいいから保険だけは加入しとけ」ということですね。
ちなみにネット申し込みですから決済すれば手続き終了ですが最低限すべきことは3つではないかと思います。
- 証券印刷またはアプリインストールで常に確認できる状態
- トラブルに遭った際の連絡先把握
- 保険金請求書印刷&持参
今までは保険を申し込めば自宅に到着する書類一式を持って出かけていましたがネット申し込みだと全てデータなので万が一お医者さんの手を借りるようなことになった時に書いてもらう診断書などもダウンロードして印刷して持参した方が良いでしょうね。それがタイトル写真。これを忘れると現地でプリンターを探すことになりますから。
ということで着実に準備を進めています。目下の悩みは荷物が多くなることです。
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