登山は足元が命。インソール(中敷)のススメ。

アフリカ

キリマンジャロ登山に挑戦した方の参考になる情報は山ほどあり、検索すればかなり高確率で有用な情報にたどり着くと思います。私も多くの方の情報を参考にしました。

書き出すときりがないので装備の細かいことは他の方のサイトをご参考いただくとし、出発前に最も気を使った足回りについて、本当にオススメしたいアイテムを2つだけご紹介したいと思います。

細かいことは改めて触れますが、私は生まれつき左足の小指が奇形でザックリ言うと親指に近い大きさです。ということで靴選びには左足が窮屈でないものを選ぶ癖があります。

すると右足との歩行バランスが悪くなります。

ここ数年は自宅近所をトレッキングする程度でしたが色んなメーカーの靴を履き比べて自分の足に最も疲れが少なかったメーカーがMERRELL(メレル)の「カメレオン ストーム」という靴でした。

ゴアテックス素材なのでしっかりした造りではありますが雨天には弱いので「ウィルダネス」というレザー素材で挑戦しようかとも思ったのですが、しばらく履いていなかったので革が硬くなってしまい、今回は履きやすいゴアテックス素材を持参しました。

靴に関してはどのメーカーであろうと自分に合ったものを選ぶしかありません。

そのMERRELL(メレル)ですが中敷はペラペラです。私は片足の小指が普通ではないので登山すると、歩き始めて30分ほどで必ず右足の小指に水ぶくれが出来ます。

毎回左足の小指への負担をかばう歩き方をする癖があるので右足の小指に負担がかかり悲鳴をあげます。そのことが気になって準備したのがインソールです。

これもスポーツ用品店に行けば色んな商品が選べますから好きなものを選べばよいのですが私が選んだものがかなり優秀だったのでメモです。

このソール、Kワークという会社さんが作っておられる作業用ソールなんですが、かなり硬いしっかりした作りで登山以外にも数日間過酷な使い方をししましたが、型崩れして弱ることなく購入時のままの機能を維持してくれました。

しっかりし過ぎていて本当に硬く感じるので、硬いのが苦手な場合はオススメしません。あくまでも私の足には良かったというだけです。

GROOVYインソールはかなりオススメ

サイズは28cmの大きさで作られているので自分のサイズにカットして装着するだけです。かかと部分(緑色部分)はポリウレタンのジェル素材なんですが、過酷な使い方をしているにも関わらず一切潰れませんでした。メーカー説明通りハニカム構造が強度を維持しているのかもしれません。ちなみにオレンジ色のソールがMERRELLのソールですがペラペラです。

で、少々汚いサンダルを載せますが、時々足休めに履いているコロンビアの「チャドウィック」。

(ちなみにチャドウィックは大きめサイズがおすすめ。24.5の人なら25.0か25.5といった具合)

左足の黒い点はハエ3匹です。ハエが好むぐらい汚れており最終的には捨てる予定で、それほど酷使してボロボロですが、トレッキングシューズを履いていた後にスリッポンに履き替えるとソールが土踏まずをガッチリとグリップしている感覚が足底に残っており、土踏まずの部分に妙な感覚を覚えるほどソールが機能していることを実感できます。

(それぐらいソールは重要アイテム)

このソールのお陰もあってか登山全日程に於いて足が疲れるということは一切ありませんでした。

筋肉痛も皆無。

振り返ってみると、過去何度かの登山経験で最も快適な足の状態を維持したキリマンジャロ登山になったような気がします。

若いころ富士山も何度か登った経験があるのですが、若さに任せて登っただけで下山時は須走の砂利に足を取られ筋肉疲労と痛みでボロボロだったことを思い出していました。

ということで登山中毎日酷使する足回りは準備に最も気を配ったというメモでした。

私がご紹介したメーカーはともかくとし、ご自身に合ったインソールは歩行を楽にしてくれ、快適登山の助けになると思います。

足のケアにはもうひとつオススメしたいアイテムがありますが長くなるので別の機会にご紹介したいと思います。

続・登山は足元が命。足指(つま先)保護キャップのススメ。

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