ビクトリアの滝到着手前は2夜連続寝台列車移動だったのでろくな食事をしておらずビクトリア駅到着時にはお腹がペコペコでした。でも町の様子を掴んでいないので目指す食堂なども思いつかず、チェックインするには早い時間だったこともあって、荷物を宿へ預けたら、そのままジンバブエ側の滝を見る以外にすることがなくテクテク歩いて滝へと向かいました。
市内中心部から迷うことなき一歩道を超ゆっくり歩いて20分ぐらいで着く位置なので滝の観光も悩むポイントは一切ありません。歩けば着く。
ちなみにジンバブエ側のビクトリアフォールズは16ヶ所のビューポイントから眺められるのですが1から順番に制覇するも、9番を過ぎた辺りからびしょ濡れ。この手の滝特有の360度雨に狙われる状態なので、よっぽどの完全防備で望まない限り確実に濡れます。一番いいのはサンダルに半ズボンという「濡れてOK」的装備でお楽しみください。聞きしに勝る名瀑を堪能させていただきました。
ということで空腹状態で観光したので疲れ切ってお邪魔したのが「Rainforest Cafe」です。このお店は滝の入場料を払って中へ入るとすぐ右側にチラッと見えていたのですが、いざ席に着いてメニューを眺めるとなかなか立派なお値段に躊躇しつつも空腹には勝てず注文したのがビーフバーガーです。しかも15US$という鼻血で貧血になりそうなお値段。日本でも口にすることは少ないであろうお値段です。
更に、普段日本でお肉は食べないのに選んだという…。
しかしね、丸2日軽食で過ごしたので勢いで注文したのです。
超肉厚なひき肉の味が絶品!
しかしこのビーフバーガーは絶品でした。本当に。
写真は小さく見えますが男の手で掴んでこの大きさですからかなりデカイですよ。
ファストフードのハンバーガーではございません。ペランペランのパテ肉ではなく挽きたて感満載のボリュームたっぷりで肉汁ジューシー、味も最高です。「ジンバブエでもこんなバーガー食べられるんだ」と思いながら満足なひと時でした。安物ハンバーガーのパテにして3-4枚分の肉厚ですよ。誇張なく肉厚です。
たぶんアメリカ人でもひれ伏すであろう品質です。
このお店、お値段は高いのですが他所様が注文されたメニューを遠目にチェックしたところ、なかなか品質のよい料理を出してくれそうですね。盛り付けからして美味しそうな料理が次々とテーブルへ運ばれていました。
しかもチーフウェイトレスがすこぶる雰囲気のよい方で、間違いなく後頭部にも目がついているタイプの気がきく方でした。なんとなく声をかけたくなるタイミングになると察知して目配せしてくれる気の利く方でした。(ま、気がきくのはチーフウェイトレスだけですけどね…)
私が座っていた背後にはワインなども並んでおり….。
ここで豪勢な食事を計画して滝の観光をされる方はいらっしゃらないと思いますが、間違って座っても、別の意味で裏切られる絶品バーガーを提供しているお店のご紹介でした。名前の通りのレインフォレストで雰囲気も良いですよ。
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